【丸亀店】タイヤの交換は今がチャンス!交換時期の見分け方は?

皆さんこんにちは!土曜日担当、丸亀店の前川です!

さて、現在世界中で猛威を振るっている新型コロナウイルスですが、様々な業界に影響を及ぼしているというニュースを目にします。
タイヤ業界も同様で、新型コロナウイルスの影響もあり石油化学系原材料などの価格高騰が続くことを原因として国内の自動車タイヤメーカーが2022年4月より市販タイヤの7%~10%程度の値上げを行うことが発表されました。
当社取扱いのブリヂストンタイヤ、ダンロップタイヤ、ヨコハマタイヤも各社2022年4月よりの販売価格上昇がニュースで発表されております。
タイヤ交換を考えられている方や、タイヤの交換時期が来ている方などは値上がり前に交換をされることを強くお勧めします!!!

交換のタイミングが遅れてしまうと車両事故を招く可能性があるため、交換時期の目安はあらかじめ把握しておきたいものです。
そこで今回は劣化症状別に見るタイヤ交換の時期を解説いたしますので、是非参考にしてみてください。


タイヤ交換をする前に、現在使用しているタイヤの劣化の度合いを確認しましょう。使用期間が短くても、乗車頻度や環境によってはタイヤの劣化が進んでいる可能性があります。

1.スリップサイン

スリップサインとは、タイヤの溝の深さ1.6mmであることを示してくれている印の事です。タイヤのゴムがすり減り溝が浅くなっていくことで、最終的にスリップサインが現れます。

タイヤのサイズにもよりますが、一般的なタイヤのゴムは約5000km走行するごとに1mm摩耗すると言われています。
新品のタイヤの溝は約8mmほどです。(メーカー、サイズによって異なります)
ですので車の使用状況や路面状況によっても溝の擦り減り方は変わってきますが、単純計算で32000km走行するとタイヤの溝は1.6mmになる計算です。
こまめにタイヤのスリップサインを確認し、交換するべきかどうかの判断を行う事が大切です。

ただし、タイヤの残りの溝が1.6mm以上あるから安心という訳ではありません!
溝の残量が減ってくると雨の日のグリップ力は落ち、滑りやすくなります。大きな事故になる前に早め早めの交換を心掛けましょう。

2.ゴムの劣化

タイヤのゴムは、時間の経過と共に劣化していきます。もし、ゴムにひびが入っており、その深さが1mm前後である場合は、このタイミングでタイヤ交換を行うのが望ましいといえます。厳密にいうと、使用不可となる一歩手前と考えられるので早めに対処しておくことが大切です。
なお、ひびがタイヤの奥深くにまで入っている場合は非常に危険です。走行中にタイヤが破裂する可能性があるため、早急にタイヤ交換をお勧めいたします。

3.使用年数

タイヤメーカーはタイヤの消費期限を明記していませんが、使用開始後4~5年で、交換を推奨しています。
タイヤはゴム製品ですので、溝が充分にあっても、使用しなくても時間の経過とともにゴムの状態は劣化していきます。
劣化の度合いに関わらず、製造から5年以上経つタイヤは早めに交換するようにしましょう。

なお、使用年数を確認するにはタイヤの製造時期を知る必要があります。製造時期は、タイヤの側面に「週」と「年」で記されています。
例えば上の画像であれば、X以降の4桁の数字「2208」が製造時期です。最初2桁の数字22が、週を表し、08が年を示します。つまり、2008年22週目に製造されたタイヤと判断することが可能です。今使用しているタイヤの使用年数がわからない場合は、タイヤの側面で製造時期を確認して算出しましょう。


スリップサインが出てタイヤを使い続けた際のリスク

リスク1 事故の確率が高くなる
スリップサインが出た車で走行していると事故のリスクが高まります。「スリップサインが出た」という事は、「溝がない」という事です。乾いている道路を走っている分にはあまり感じないかもしれません。
しかし、雨で濡れた路面を溝がないタイヤで走行しするとグリップ力が落ち、滑りやすくなります。
スリップの原因に繋がったり、濡れた路面でハンドルやブレーキがコントロールできなくなる「ハイドロプレーニング現象」の原因にもなるので、大きな事故に繋がる前に早めに交換しておきましょう。

リスク2 車検に通らない
スリップサインが出ている車は車検が通すことができません。スリップサインはタイヤ交換の重要な目安であり、法令で定められているため車検に通ることが難しくなります。
車検が通らなければ、車を使用することができませんので、車検のタイミングでタイヤの交換を行いましょう。


数ある車の部品のなかでも、タイヤは使用期間や使用状況によって劣化が顕著に現れます。
そのためタイヤの点検とメンテナンスは定期的に行うことが大切です。今回ご紹介した「タイヤ交換の時期」を参考にタイヤを新調して、安な走行を行いましょう。
また、タイヤの交換を検討されている方は3月末までの交換がオススメです。当社でもタイヤの状態のチェックは可能ですので、気になる方は是非お問い合わせください。