皆さんこんにちは!土曜日担当の丸亀店 前川です(*^^*)
先日ニュースにもなりましたが、トヨタ自動車がバッテリーEV戦略について2030年までにEV関連に4兆円を投資を行い、30車種の電気自動車を展開し、「グローバルに乗用、商用各セグメントにおいて、フルラインでバッテリーEVを揃える」と宣言しました(゜-゜)
原油価格高騰や地球温暖化が社会問題となっている今、世界中から注目を集めているのが「電気自動車」です。
そこで今日は現在主流になっているガソリン車やハイブリッドカーとの違い、電気自動車のメリットデメリットについて書いていこうと思います!
それではいってみましょう(‘ω’)ノ
ガソリン車と電気自動車の違い
電気自動車とはモーターを搭載した車です。ガソリン車はエンジンの中でガソリンを燃焼させることで発生するエネルギーで走りますが、電気自動車は電気で動くモーターを駆動力にして走ります。ガソリンを一切使用しないため、地球温暖化の原因のひとつとされる二酸化炭素を排出しないことが最大の特徴です。
ちなみに、よく呼称される「EV」とは、電気自動車を英語で表記したElectric Vehicle(エレクトリックビークル)の略称です。
ハイブリッドカーと電気自動車の違い
代表的なエコカーとしてよく挙げられるハイブリッドカーですが、電気を動力としていることは知ってても、明確な電気自動車との違いが分からないという方も多いのではないでしょうか。
ハイブリッドカー、プラグインハイブリッドカー、それぞれの特徴を電気自動車と比較しながら見ていきましょう。
ハイブリッドカー(HV)…ハイブリッド=「異なる要素の組み合わせ」という名の通り、ガソリン車と電気自動車の動力を兼ね備えた車です。発進~低速時には電気自動車と同じくモーター、通常走行時はガソリンエンジンへと動力が切り替わり、急加速時にはその両方を駆使して走ります。モーター用のバッテリーはエンジンによって充電されるため、電気自動車のような充電は不要です。車種によっては1回の給油で1,000km以上を走ることも可能です。
プラグインハイブリッドカー(PHV・PHEV)…ハイブリッドカーに外部充電可能な大容量バッテリーを搭載した車です。基本的には電気自動車と同じく外部から充電をして走りますが、充電が切れるとハイブリッドカーに切り替わり、ガソリンエンジンで充電を行います。通常は電気自動車として経済的に走り、長距離では電気+ガソリンのハイブリッドカーとして環境に優しい走行ができる車です。
電気自動車のメリット
1.燃料費の低減
電気自動車の一番のメリットは、燃費ならぬ”電費”の良さにあります。100kmの距離を通常走行する場合、ガソリン車が800円以上かかるのに対し、電気自動車は同じ距離を約310円で走れるというデータもあるようです。お得な深夜電力を使って充電すれば、さらに費用を抑えることができます。
2.走行が静かで振動が少ない
ガソリン車はエンジンでガソリンを燃焼させるため走行時に音や振動が発生しますが、電気自動車はバッテリーに蓄えた電気でモーターを動かしているため、比較的静かで振動も少なめです。それでいて走行性能はガソリン車を上回るとも言われており、特に加速時にはスムーズで力強い走りを見せてくれます。
3.環境保全
ガソリン車はエンジン内でガソリンを燃焼させて走るため、その排気ガスには、地球温暖化の原因とされている二酸化炭素や炭化水素など、さまざまな大気汚染物質が含まれます。しかし、電気自動車は走行中に排気ガスが出ないので空気を汚すことがなく、環境を守ることができます。
電気自動車のデメリット
1.航続距離がガソリン車に比べ短い
電気自動車の航続可能距離は、バッテリーが新品の状態でフル充電した場合で200~600kmと言われています。自動車メーカーやバッテリーメーカーの努力で距離は伸び続けていますが、ガソリン車は1回の満タン給油で平均600km以上、なかには1,500kmもの走行が可能な車種もあるので、その数字を見ると短いと言わざるを得ません。近距離の移動には問題なさそうですが、長距離ドライブをするにはやや不安があります。
2.充電に時間がかかる
家庭や充電スタンドの普通充電器でゼロからフル充電までにかかる時間はおよそ4~8時間。急速充電器なら約30分で80%までしか充電できません。ガソリンの場合は5分もあれば満タンになりますので、その差は歴然です。
3.イニシャルコストが高い
現在国内メーカーから発売されている電気自動車の新車価格は平均300~400万円です。この価格帯になる理由は、搭載しているバッテリー(リチウムイオン電池)のコストが高いためです。補助金や税金優遇制度があるとはいえ、100万円~200万円台が主流となっているガソリン車に比べると、まだまだ高額な買い物と言えます。